2019/10/26

【よみもの】ピーナッツカレーが誕生するまで。(前編)(2019/10/26)

五島列島・小値賀島の特産ピーナッツを使った
カレーブック『ピーナッツカレー』。
発案者の溝端裕子さんから『ピーナッツカレー』が誕生するまでのお話を伺いました。

-アナンの黄色いカレーブックに出会う。
約10年前。当時14歳の私は母の買い物に付き合い、難波の高島屋へ訪れました。
料理を食べることと作ることが好きだった私は、地下の食品売り場でアナンのロングセラーである黄色のカレーブックに出会います。
そして、この運命の出会いが私の人生を変えることになるのでした。
カレーブックを開けてみると見たことのない黄色や緑や鮮やかな色のスパイスが目に飛び込んできて、インド人はこれを食べるのかと驚いたし、ワクワクしました。
その後インドのみならず、自分の知らない土地に住む人たちはどんなものを食べて生活しているのかに興味を持ちました。

溝端裕子さん
溝端裕子さん

-五島列島・小値賀島へ移住。
食べること作ることだけではなく食材の背景に興味を持ち始め、国外だけでなく日本の地方に興味を持ち4年前に長崎県にある五島列島、小値賀島へ移住。
3年間地域おこし協力隊として小値賀島の農産物(特産品の落花生)を生かした商品開発を担当します。
小値賀島の赤土で育った元気な野菜たちをどういう形にして届けるか、そして小さくて豊かな島の存在を商品を通して届けたいと思いました。
しかしながら、これといった商品案がなかなか出て来ず悩みに悩んだ2年が過ぎました。
そんな中、日常ではアナンスパイスを使ってスパイス料理を作り続けていました。
スパイスを使った商品を考えても、出てくる案はジャムやシロップなどで小値賀島をダイレクトに伝えることのできるアイディアは浮かんできません。

-アナンスパイスと五島列島で再会。
2年と少しが過ぎた時、友達に誘われ福江島に遊びに行くことになりました。
この日が人生においてとても重要な日になることをこの時は知らず、初めて他の島へ遊びに行くことを楽しみにしていました。
福江島での宿泊先は友人の友人が経営していた『ネドコロノラ』。
入った瞬間目に飛び込んできたのはアナンスパイスの数々。
なぜココにアナンスパイス?!
まさか五島列島で再会できるとは思わず、興奮を覚えました。
(いつも帰省時に、あの難波の高島屋で買っていたのに!!!)
オーナーのまなちゃんともえちゃんに話を聞くと、どうやらバラッツさんは福江島でカレーの教室を開催されたよう。
そしてその際ヒラマサを使ったカレーを作り、フィッシュカレーが作れる福江島オリジナルのカレーブックを作られていたのでした。
カレーブックを開けてみると、中には福江島の紹介が記されており「まさに私の求めていたのはコレや!!!!!!!!」と。
どうしたらバラッツさんにお会いすることが出来るのか彼女たちに聞きました。

(後編へ続く)


<期間限定>鎌倉でピーナッツカレーが食べられます!

鎌倉・まちの社員食堂でピーナッツカレーが食べられます。
ピーナッツカレーの生みの親・溝端さんにもお会い出来ますよ!

期間:2019/10/28(月)〜11/1(金)
場所:まちの社員食堂(〒 248-0012 鎌倉市御成町11-12)
   JR鎌倉駅西⼝徒歩2分
URL:http://kamakura-shashoku.machino.co/

鎌倉で働く方たちのお腹と心を満たす場所ですが、
対象の方以外でもご利用可能です。
お待ちしております。

●五島列島・小値賀島について
 http://ojikajima.jp/

●ピーナッツカレーの内容・購入はこちら
 https://internetofspice.com/product/4262/

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